配線工事がいらない

電源を気にしなくていい

そんなイメージから、ソーラー防犯カメラを検討する人は少なくありません。

一方で、「実際は使いにくかった」「思っていたのと違った」という声が多いのも事実です。

結論から言うと、

防犯カメラのソーラータイプには、事前に知っておくべきデメリットがあります。

便利そうに見える反面、使う環境によっては後悔しやすい選択肢でもあります。

この記事では、
・ソーラー防犯カメラの代表的なデメリット
・初心者が勘違いしやすいポイント
・向いている人・向いていない人の違い

を整理し、買ってから後悔しない判断ができるように解説します。

ソーラー式の防犯カメラは、配線不要で便利そうに見える一方、賃貸や設置環境によって向き・不向きがあります。

賃貸で防犯カメラを使う際の考え方や、違法にならないための基本ルールについては、次の記事で整理しています。

▶ 賃貸で防犯カメラはつけていい?違法にならないための考え方

防犯カメラのソーラータイプにデメリットが多いと言われる理由

ソーラー防犯カメラは「楽そう」「手軽そう」という印象が先行しがちです。

しかし実際には、電源タイプとは違う注意点があります。

ここでは、初心者が見落としやすい代表的なデメリットを確認します。

理由1:天候や設置環境に左右されやすい

ソーラーパネルは、太陽光が当たらなければ発電できません。

日陰・北向き・曇りや雨が続く環境では、充電が追いつかないことがあります。

「晴れていれば大丈夫」と思っていても、季節や設置場所によって差が出やすい点は注意が必要です。

理由2:冬は特に充電不足になりやすい

冬は日照時間が短く、太陽の角度も低くなります。

夏は問題なかったのに、冬になったら急に動かなくなった、という声も珍しくありません。

年間を通して安定して使えるかどうかは、購入前に考えておく必要があります。

理由3:録画や通知が制限されることが多い

ソーラータイプは、バッテリー消費を抑える設計が基本です。

そのため、

常時録画ができない、通知回数に制限があるなど、機能面で妥協が必要な場合があります。

「普通の防犯カメラと同じ」と考えると、ギャップを感じやすくなります。

実際に多い「ソーラー防犯カメラの後悔ポイント」

デメリットを知らずに購入すると、使い始めてから後悔することがあります。

ここでは、特に多い後悔の例を整理します。

・肝心なときに録画できていなかった

充電不足になると、録画が止まったり、動体検知が反応しなくなったりします。

防犯目的で設置したのに、必要な場面で映っていなかった、というのは大きなストレスになります。

・思ったより頻繁にメンテナンスが必要

「放置で使える」と思って購入すると、定期的な角度調整や清掃が必要なことに気づきます。

結局、手間がかかって使わなくなったというケースもあります。

このように、ソーラー式は環境の影響を受けやすく、期待していた使い方ができないケースもあります。

そもそも防犯カメラが本当に必要かどうかは、種類とは別に考えることが大切です。

▶ 防犯カメラはいる?いらない?効果ないと言われる理由と判断基準

ソーラー防犯カメラが向いている人・向いていない人

ここが、この記事で一番大切な判断ポイントです。

性能の良し悪しではなく、自分の環境に合っているかで考えましょう。

向いている人

  • 日当たりの良い場所に設置できる

  • 常時録画は必要ない

  • 一時的・補助的な防犯対策が目的

  • 配線工事をどうしても避けたい

これらに当てはまる場合、

ソーラー防犯カメラは選択肢の一つになります。

正直おすすめできない人

  • 日陰・北向き・屋根下に設置したい

  • 冬でも安定して使いたい

  • 防犯効果を最優先したい

  • 録画の取りこぼしを避けたい

この場合、
ソーラーにこだわると後悔しやすくなります。

電源タイプや別の防犯対策も検討した方が安心です。

ソーラータイプを選ぶ前に考えておきたい代替案

防犯カメラは、ソーラーだけが選択肢ではありません。

  • コンセント式の屋外カメラ

  • バッテリー式(定期充電)

  • センサーライトや補助錠との併用

「電源が取れない=ソーラー一択」と決めつけないことが大切です。

組み合わせ次第で、より安定した防犯対策になることもあります。

結局どんなソーラー防犯カメラなら後悔しにくい?

ここまで読んで、

「ソーラー防犯カメラはやめた方がいいかも…」

と感じた人も多いかもしれません。

ただし、条件が合えば選択肢になる人がいるのも事実です。

切なのは、なんとなく選ぶのではなく、

後悔しにくい条件を満たしているかどうかで判断することです。

後悔しにくいソーラー防犯カメラの条件は3つだけ

ソーラー防犯カメラで後悔しにくいのは、次の条件をすべて満たす場合に限られます。

・日当たりを確保できる場所に設置できる

ソーラー防犯カメラは、設置場所がすべてと言っても過言ではありません。

直射日光が当たる時間が短い場所では、性能を十分に発揮できません。

屋根の影・北向き・ベランダ奥などは、事前に避ける必要があります。

・常時録画を求めていない

ソーラータイプは、基本的に動体検知録画が前提です。

「ずっと録画しておきたい」という用途には向いていません。

補助的な見守りや、不在時の簡易監視と割り切れる人向けです。

・メインではなく“補助的な防犯”として使う

防犯カメラを1台だけで完璧にしようとすると、後悔しやすくなります。

センサーライトや補助錠と併用することで、

ソーラー防犯カメラの弱点はかなりカバーできます。

ソーラー式を検討している場合でも、「充電されない」「思ったより使えない」と感じる原因はさまざまです。

よくあるトラブルや原因については、次の記事で詳しく解説しています。

▶ 防犯カメラがソーラーなのに充電されない?原因と後悔しない判断基準

まとめ|ソーラー防犯カメラは「便利そう」で選ばない

防犯カメラのソーラータイプには、はっきりしたデメリットがあります。

  • 天候や季節の影響を受けやすい

  • 録画や通知に制限がある

  • 環境次第で防犯効果が下がる

「工事不要だから楽そう」という理由だけで選ぶと、後悔しやすくなります。

自分の設置環境と目的に合っているかを考えたうえで、冷静に判断しましょう。

設置や電源の問題で悩む場合は、無理に防犯カメラにこだわらない選択もあります。

カメラを使わない前提で、最低限の安心をつくる方法はこちらです。

▶ 防犯カメラを使わない防犯対策|最低限これだけでいい理由