防犯カメラを付けたいけれど、壁に穴を開けるのは不安。

賃貸だから、退去時のことを考えると迷ってしまう。

そんな気持ちから、「防犯カメラ 壁に穴開けたくない」と検索した方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、

防犯カメラは、壁に穴を開けなくても設置できる場合があります。

ただし、誰にでもおすすめできる方法ではありません。

この記事では、
・穴を開けずに設置できる方法
・初心者が後悔しやすいポイント
・正直おすすめできないケース

を整理し、自分に合うかどうかを判断できるように解説します。

賃貸で防犯カメラを設置するときは、「穴を開けていいのか」「原状回復は大丈夫か」
といった不安がつきものです。

賃貸で防犯カメラを使う際の考え方や、違法にならないための基本ルールについては、
次の記事で整理しています。

▶ 賃貸で防犯カメラはつけていい?違法にならないための考え方

なぜ「壁に穴を開けたくない」と感じる人が多いのか

防犯カメラを検討する人の多くが、最初にぶつかるのが「穴あけ」の問題です。

特に賃貸住宅では、工事を伴う設置に不安を感じやすく、

「できれば簡単に済ませたい」

と考えるのは自然なことです。

ここでは、初心者が穴あけを避けたいと感じる代表的な理由を整理します。

・賃貸では原状回復が気になる

賃貸物件では、退去時に元の状態へ戻す「原状回復」が基本です。

小さなビス穴でも、修繕費を請求されるケースは珍しくありません。

「これくらい大丈夫だろう」と思って開けた穴が、後からトラブルになることもあります。

そのため、最初から穴を開けない方法を探す人が多いのです。

・一度開けた穴は簡単にやり直せない

防犯カメラは、実際に設置してみてから

「思ったより映らない」「角度が合わない」

と気づくことがよくあります。

穴を開けてしまうと、位置の微調整が難しくなるのが大きなデメリットです。

失敗を避けたい初心者ほど、穴あけに慎重になります。

・そもそも防犯カメラが本当に必要か迷っている

防犯カメラは「付ければ安心」というイメージがある一方で、

設置してから「思ったほど意味がなかった」と感じる人もいます。

迷っている段階で、取り返しのつかない穴を開ける決断はしにくいものです。

壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する方法はある

結論として、壁に穴を開けずに設置する方法はいくつか存在します。

ただし重要なのは、「設置できる=安全・安心」ではないという点です。

ここでは、よく使われる方法と、初心者が知っておくべき注意点を紹介します。

・両面テープで固定する

両面テープは、工具不要で手軽に設置できる方法です。

そのため、初心者が最初に思いつきやすい選択肢でもあります。

ただし、防犯カメラは見た目以上に重く、時間が経ってから落下するケースがあります。

特に屋外や高い位置では、落ちたときの危険性も考える必要があります。

・突っ張り棒やポールを使う

壁を使わず、突っ張り棒やポールに固定する方法もあります。

穴を開けない点では安心ですが、

設置できる場所が限られたり、見た目が気になったりすることがあります。

固定が甘いと、振動でズレてしまう点にも注意が必要です。

・室内から窓越しに撮影する

屋外に設置せず、室内から外を監視する方法もあります。

原状回復の心配がなく、賃貸では選びやすい方法です。

ただし、夜間は反射や映りにくさが出ることがあり、万能ではありません。

カメラ性能との相性が重要になります。

壁に穴を開けない設置が「向いている人・向いていない人」

ここが、この記事で一番大切な判断ポイントです。

方法だけを見て決めるのではなく、自分の状況に合っているかで考えましょう。

向いている人

  • 賃貸住宅に住んでいる

  • 原状回復を最優先したい

  • 軽量なカメラで十分

  • 一時的・補助的な防犯対策が目的

これらに当てはまる場合、穴を開けない設置は現実的な選択肢になります。

ただし「完璧な防犯」を求めすぎないことが大切です。

正直おすすめできない人

  • 強風が当たる屋外に設置したい

  • 重い首振りカメラを使いたい

  • 長期間しっかり固定したい

  • 防犯効果を最優先したい

この場合、

無理に穴あけ不要にこだわると後悔しやすくなります。

設置方法を妥協しないほうが、結果的に安心できることもあります。

設置方法に悩む背景には、「そもそも防犯カメラが必要なのか」という疑問がある場合も少なくありません。

防犯カメラの必要性や向き・不向きについては、次の記事で判断基準をまとめています。

▶ 防犯カメラはいる?いらない?効果ないと言われる理由と判断基準

「穴あけ不要=正解」ではないという現実

DIY記事では、便利そうな方法がたくさん紹介されています。

しかし、防犯で大切なのは「設置できたか」ではなく、

安心して使い続けられるかどうかです。

今は大丈夫そう、という感覚だけで判断すると、

後から「こんなはずじゃなかった」と感じることもあります。

初心者ほど、少し慎重すぎるくらいがちょうどいいでしょう。

それでも不安な人は、防犯カメラ以外の選択肢もある

防犯対策は、防犯カメラだけではありません。

防犯対策は、防犯カメラだけが正解ではありません。

・玄関の補助錠
・センサーライト
・防犯ブザー

これらは、壁に穴を開ける必要がなく、賃貸でも取り入れやすい対策です。

 

それでも設置するなら、検討すべきタイプは限られる

条件を理解した上で設置する場合、

初心者が検討すべきタイプは多くありません。

・軽量でシンプルなカメラ

本体が軽く、可動部が少ないモデルは、

穴あけ不要設置との相性が比較的良いです。

まずは「最低限の防犯」を目的に考えるのが安全です。

・設置方法を選べるタイプ

両面テープだけに頼らず、

置き型・ポール固定など複数の設置方法を選べるカメラは、

後から後悔しにくい傾向があります。

賃貸では、無理に防犯カメラを設置しなくても、取り入れやすい防犯対策があります。

カメラを使わない前提で、最低限の安心をつくる方法はこちらで紹介しています。

▶ 防犯カメラを使わない防犯対策|最低限これだけでいい理由

まとめ|壁に穴を開けない防犯は「条件を知ること」が一番大切

防犯カメラは、壁に穴を開けなくても設置できる場合があります。

しかし、それは「条件が合えば」という前提付きです。

  • 誰にでも向いているわけではない

  • 無理に選ばなくてもいい

  • 他の防犯対策も立派な選択肢

不安だから付けるのではなく、納得できる方法を選ぶこと。

それが、賃貸でも後悔しない防犯対策につながります。

賃貸で防犯を考える場合、設置のハードルが低い場所から対策する人も多いです。

特に玄関まわりの防犯は、取り入れやすく効果を感じやすいポイントです。

▶ 一人暮らしの玄関防犯|最低限そろえたい防犯グッズの選び方